2010年7月

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7月25日(日)
 長丁場のサルサライブの日。
 12時半すぎに吉祥寺の野外特設ステージに集合。市が主催する音楽祭に
出演するためだ。リハを終え、13時半より演奏がスタート。外は猛烈な暑
さで後半はちょっと頭がぼっーとしてきてしまったが、聞いている人の反応
も良かったし、楽しく演奏できた。ストリートライブは、サルサに初めて出
会う人の反応を見ることができて面白い。それにしても暑かった!
 終わって少し休憩してから築地のキューバンカフェに移動。途中、ホープ
軒で食事。ぼくは冷やし中華を頼んだ。ゴマダレでおいしかったがボリュー
ムがすごくて少し残してしまった。
 リハは控えめにして楽屋で休憩。19時半に開演。新体制になってからし
ばらくたつが、今回が一番良かったのではないだろうか。ノリがこなれてき
て、グルーブ感が出てきたように思う、やはり気心が知れるというのは大切
なことだ。四国に転勤になっていて、丁度偶然東京に戻ってきていた小瀬沢
さんも3曲参加。また、アンコール曲ではパーカッションの心得のあるお客
さんも加わり、賑やかな演奏になった。
 吉祥寺で1ステージ、築地で2ステージと、一日中サルサの演奏をしてい
たわけだが、こういう日も悪くない。知り合いのお客さんに挨拶し、ビール
を飲んで、ほろ酔い加減で帰宅。


7月19日(月)  午後会社の仕事をし、夕方近くなって外出。マネ展を見たいと思っていた が、会場に着くと満員で入れそうにない。急いで渋谷まで引き返し、ピーテ ル・ブリューゲル版画展(BUNKAMURAザ・ミュージアム)に入る。 細密さとイマジネーションの豊かさに驚く。浮世絵のような、漫画のような、 ポップな感触があった。  終わってサルサバンドの練習。来週は吉祥寺と築地でライブだ。
7月18日(日)  ヤマハのジャズトランペット教室。今日は「ドナ・リー」をDフラットの キーで、ソロとベースラインを3人で交代しながら吹いた。前回のレッスン よりはうまく噛み合っていたと思う。何事も慣れだ。  終わってノイハウス銀座本店に寄る。知り合いの夏原さんが勤めている。 彼女が開発したというチョコレートのシャーベットを味わう。コクがあって おいしい。一杯1000円程するが、その価値は十分にある。近くに行った 際はぜひお試しを。土産のチョコレートも購入。  それから伊勢原の実家へ。愛猫ファミとレドに会うのは一月半ぶりになる が、二匹ともぼくのことは覚えていて、歓迎してくれる。ファミは相変わら ず「高い高い」抱っこが好きで、レドはすぐひっくり返って甘える。どちら も元気そのものだった。レドはちょっと太りすぎか? 写真嫌いも相変わら ず。  父親から家のリフォームについての説明を受け、こちらの意見も伝える。  母が帰ってきて、そうめんとまぐろ丼で夕食。久々のそうめんが冷やっこ くてうまい。土産のチョコレートを渡す。  またしばらくファミとレドの相手をし、10時過ぎに東京へ戻る。
7月17日(土)  昼過ぎに起き、しばらくぼーっとしてから会社の仕事。怪談大賞の締めき り日が近づいて、投稿数が多くなってきた。  夕方から溝口でジャムセッション。打ち上げにも参加し、帰宅して0時か らまた仕事をする。
7月11日(日)  ポエケットという、詩版のコミケみたいな催しに初めて足を運ぶ。会場は 東京江戸博物館の一室で、思っていたよりもこじんまりとした感じだった。 聞くと、昨年よりもだいぶ減っているらしい。ポエケットができてから、こ れに近い催しがたびたび企画されるようになり、客が分散しているのかもし れないとのことだった。コミケのような熱気はなくて、代わりに詩を書く者 同士のまったりした交流があるという感じだった。売っている詩誌を手に取 ってみたが、先鋭的な作品を世に問うという雰囲気のものは少なくて、自分 にひたすら共感して欲しいという内容のものが多かった。悪くはないのだが、 もっと言葉自体を遊び尽くす情熱が欲しいかな。詩誌「もーあしび」のブー スもあって、五十嵐さんやブリングルさんに挨拶。幾つか詩誌や詩集を購入 したり。軽谷佑子さんの『五度高く』という個人誌の中に、ナイーブな感情 を鋭い表現でうたった詩を発見。収穫だった。最後にジュテーム北村さんの 朗読パフォーマンスがあり、お開きに。打ち上げには参加しないで帰る。帰 りに川口晴美さんと一緒になり、ラノベ系の詩はできないものかといった話 をする。  帰ったら民主党が惨敗のニュース。
7月10日(土)  夜、二子玉川のMPRoomという店に、ピアノとベースのデュオを聞きに行く。 しゃれた内装の店で、ボーカルを習っている少し年配の方たちが主な客層の ようだった。演奏も、ほとんどボーカルをゲストに迎えてのものだった。歌 よりも雰囲気を楽しむといった感じだったが、これはこれでいいものだ。ベ ースとピアノは、ともに知り合いでスマートな演奏だった。ジャムセッショ ンの仲間も来ていた。ぼくもカクテルやワインを飲みながら何曲かトランペ ットを吹いた。ボーカルの伴奏は久しぶりだったが、まあ無難にこなせたか な。癒しの時間という奴でしたね。
7月3日(土)  3時から詩の合評会。  提出された作品は少なかったが、1作品1作品をじっくり批評したので、 4時間があっというまにたってしまった。  島野律子さんの「芽吹きの後」は、2月の末あたりからの冬と春の間の季 節を、俳句のような筆致で抒情的にうたいあげていた。北爪満喜さんの「あ の光る海の波というのは」は、海岸に遊びに行った際に、前日、カフェで涙 を流していた女性のことを思い出して、その気持ちに改めて共感するという 詩。「血の中に映画の光が流れ」は、パリを歩いているうちにパリを舞台に した映画のシーンが思い出されるという詩。ナイーブな書きぶりが印象に残 った。森ミキエさんの「風景T」は、階下にハナミズキが咲いていることに 気づき、それから何となく不安な気分になるが、掃除のあいまに海の写真を 見つけて気分を回復するという作品。きまぐれな意識の流れが律儀に追われ ている。ユーモアもあって新境地を開きかけている印象を持った。どの作品 明確な個性があった。帰りにベトナム料理屋でご飯を食べてお開き。