2011年2月

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2月28日(月)
 職場が茗荷谷から五反田へ。担当業務が激変するということはないが、P
C環境の変化に四苦八苦。今日一日は仕事にならない感じだった。五反田は
飲食店が多いので、お昼はいろいろな店に足を運んでみよう。


2月20日(日)  午後、六本木に美術展を2つ見に行く。  1つは新国立美術館の「シュルレアリスム展」。ポンピドゥー・センター の収蔵作品170点が展示されている。館内は混雑していて、シュルレアリ スムも印象派と変わらない大衆性を勝ち得ていることを実感。ブルトンのテ キストを元に、わかりやすく流れが整理されていて、安心してじっくり見る ことができた。と同時に、シュルレアリスムの絵をこんなに普通の「名画」 として見てしまって良いのか、との疑念も頭をよぎる。  超メジャー級の作品は少なかったが、全体の作品の質はとても高く、楽し めた。アンドレ・マッソンの作品が充実していて、その作風の幅の広さを再 認識できたことが収穫。「アンダルシアの犬」などの映画の上映もあった。  2つ目は、六本木ミッドタウンガーデン内の21_21 DESIGN SIGHTで催され ていた「倉俣史朗とエットレ・ソットサス展 夢見る人が、夢見たデザイン」。 1991年に56歳の若さで亡くなった倉俣史朗のデザイン作品60点と、 イタリアのデザイナー、ソットサスが晩年に描いたドローイングを元にした 「カチナ」シリーズ20点。ソットサスはポストモダン派のデザイン運動「 メンフィス」プロジェクトの創始者で、倉俣の遊び心溢れるデザインに早く から注目し、この運動に参加するように呼びかけたという。花を透明な樹脂 に封じ込め、花が宙を舞っているように見える椅子や、座るところにもう1 つ椅子が乗った椅子など、機能性より、使う人の気分の高揚を重視するコン セプトが面白い。詩を読むような楽しさに溢れていた。ソットサスの「カチ ナ」は、ネイティブアメリカンの守り神を祭った人形をテーマにした作品群。 ソットサスはデザインの枠を超え、表現作品の域に踏み込む絵を残し、マル セイユの手吹きガラス工房「シルヴァ」が工芸作品として完成させた。親し みやすい超自然の形象、とでも言ったらいいだろうか。日本でいう妖怪の類 に似ているかもしれないが、もちろんおどろおどろしさはない。これらの作 品は主に80年代に作られているが、古めかしさは微塵もなく、デザインの 可能性を感じさせて刺激的だった。  帰りに光麺でしょうゆラーメンを食べる。
2月19日(土)  昼過ぎに起きる。雑用をすましてひと息いれたらまた眠くなってきて、昼 寝をしたら3時間も眠ってしまう。うーん、休日が台無し。日頃きちんと睡 眠を取っていないとダメですね。  夕方から溝口のジャムセッションへ。今日は管楽器の方が多かった。女性 のトランペッターの方が以前よりずっとうまくなっていたのにびっくり。二 次会にも参加し、0時頃帰宅。ちょっと仕事して、またまた眠くなってきて しまいました…。
2月13日(日)  この5、6年書いてきた詩をようやくまとめる気になり、ざっと構成を考 えてみた。二部構成にし、前半を日々の生活を題材にした作品、後半をノラ 猫をかまっていたことを書いた作品にする案。前半と後半でそれぞれ一冊ず つ詩集にできるくらいの量があるが、二分冊にするより一冊にした方が、ぼ くの心境が鮮明に出せるのではないかと考えたわけ。詩集と言っても、いわ ゆる現代詩とはかなり遠い内容になりそうで、こんなの詩じゃないと言われ そうなのだが、詩でなくて結構、ただの<文>で結構、というスタンスでい くつもりだ。  夕方、知り合いの詩人の五十嵐倫子さんがオープンしたポエムカフェ「中 庭ノ空」に足を運ぶ。会社を辞めて、喫茶店経営を一から勉強して始めた店 だ。店内はガラス張りで非常に明るい。広くはないが、かわいらしく、洒落 た内装。棚には詩集が並べられており、絵を展示するスペースもある。  借り切って朗読会を開くのに丁度良い感じだし、辺りに喫茶店が少ないの でふらっとお茶を飲みにくる人も多いことだろう。想像していたよりもずっ と素敵な雰囲気の店で、注文したお茶とサンドイッチもおいしかった。繁盛 するといいなあ。これからもちょくちょく足を向けるとしよう。先にいらし ていた詩人の水嶋きょうこさんと途中まで一緒に帰る。    そのまま経堂のスタジオでサルサバンドの練習。新曲に手を焼いたが練習 を重ねていけば何とかなるかな。4月17日に築地のキューバンカフェでラ イブをするので頑張りたい。四国に単身赴任している小瀬沢さんも練習に来 てくれて、最近やっていない曲を久々に復習った。小瀬沢さんの歌は相変わ らずセンチメントがあってすばらしい。
2月12日(土)  午前中、銀行で資産運用の相談会に行く。調子の良くない投資信託を一つ 解約し、オーストラリア債券の商品を買う。担当の人は若いが熱心な人で、 話をしているといろいろ勉強になる。  夕方から万希でジャムセッション。ぼくの他に見学者3名。2時間半ほど 吹きっぱなしだったが、ホストのミュージシャンが皆うまいので疲れを感じ なかった。チェロキーを思い切り速いテンポでやってみたが、途中で空中分 解しそうになり、未熟さを反省。