2014年11月

<TOP>に戻る

11月30日(日)
 妻の職場(元・職場の方含め)関係のお友達が遊びに来てくれた。正午に
OさんとSさんをバス亭に迎えに行く。Iさんは遅れるとのこと。妻が昼食
の準備をしている間、お二人に家を案内。それから、チリビーンズなどの妻
の手料理で昼食。いただいたスパークリングワインがおいしかった。Oさん
は現在も大学事務局に勤め、Sさんは看護師として会社の健診などの仕事を
されている。お二人とも海外旅行が好きで、ネパールに行ったことがあると
いう。面白い話をいろいろ聞かせてくださった。
 Iさんにお会いできないのは残念だったが、錦糸町のジャムセションの店
に急ぐ。アルトサックスの原川誠司さんがセッションリーダーをつとめるセ
ッションに参加。いろいろ勉強になった。そのまま経堂のスタジオへ行き、
サルサバンドの練習。
11月29日(土)  詩人の鈴木志郎康さんのお宅に、今井義行さんとともにうかがう。今井さ んとは代々木上原で待ち合わせて鎌倉パスタで食事。退院してから随分顔色 も良くなっていた。多少道に迷いつつ、13時半頃到着。現在、志郎康さんは、 車いすの生活をしており、奥様も難病で具合が良くないことから、モノを整 理したいという。そして、自宅を映像作家や詩人、その他親しい人たちが集 まる空間にしたいという。すばらしいアイディアで、及ばずながらぜひ力を お貸ししたいと思う。表現のことばかりでなく、生活の人生の相談事なども できて、助け合えるようであれば、と思った。詩の話もたくさんできた。「 友愛」という概念で、表現を見なおすというお話が特に印象的だった。  数々の映像作品の舞台となったお庭も拝見できて感激。来月から整理にう かがうつもりだ。
11月24日(月)  妻と荻窪のルミネの中にある中華レストランで食事。点心に、魚と秋野菜 の餡かけ、サンラー湯麺を食べる。手頃な値段で楽しめた。帰って、図書館 で借りた平岡正明の『マイルス・デイヴィスの芸術』を読む。大胆な発想が あちこちにあって「おっ」と思う。ジャズ評論というより、マイルスの音楽 を中心にした、歴史文化論であり、カルチュラル・スタディーズが流行る前 にこういうものを書き続けていた著者の独自性を改めてすごいと思う。裏の 余り取れていないような類推的な見解も多いが、その都度「素人の意見だ」 と断って書いているので嫌みはない。賛成しがたいところも多数あったが、 そういうところも含めて楽しい本だと思う。こういう「語り物」のような評 論を書ける人は余り出ないだろう。
11月23日(日)  昼過ぎに花小金井まで自転車を飛ばしてバスの定期を買う。この辺り、自 転車で散策するといろいろ発見があって面白い。帰ってひたすら詩作。夜、 何とか完成して、さとう三千魚さんに原稿を送る。ほっとした。
11月22日(土)  掃除をし、詩作。夕方近くなってバスの定期を買いに国分寺へ。ところが 販売していない期間だとわかり、別の販売所に急ぐがタイムアウト。まあ、 良い自転車の散歩になったな。帰宅して夕食。「いい夫婦」の日ということ で、妻がいろいろご馳走を作ってくれた。茶碗蒸しに、エビとブロッコリー の和風サラダ、豚肉とサツマイモの煮もの。どれもおいしかった。感謝。
11月19日(水)  退社後、笹塚のジャズバー「竹花」でセッション。知り合いのベース&ギ ターの小宮山さんから誘いを受けた。小さな店だがグランドピアノが置いて ある。客が少なかったので吹きたい放題。また来てもいいかなあ。
11月16日(日)  必要があって、小金井市役所に戸籍謄本を取りに行く。その後、竹林でき つね蕎麦を食べる(なかなかおいしかった)。バスで帰宅するが、ふと思い ついて図書館へ。登録をする。小さな図書館だが、まあまあ使いやすいかな。 現代詩手帖のバックナンバーがあったのでパラパラめくっていたら、詩誌月 評の中に、一定の水準に達しない書き手が気軽に作品を発表するのをどうに かしたい、という意味の文章を見つけて驚愕。帰って詩の続きを書いていた らTOEICの試験を受けていた妻が帰宅。夕食を食べてサルサバンドの練 習へ。
11月15日(土)  無印良品による築半年後点検。きれいにしているとほめていただいた。3日 の見学会は好評だったそうだ。壁の一部を手直ししてもらったが、ほぼ問題 ない状態とのこと。安心する。午後、新作の詩の下書きをする。
11月9日(日)  妻の大学時代の友人である松田さん(竹本さん)ご夫婦が、お子さんを連 れて遊びにいらしてくれた。松田さんは出版社勤務で、編集の仕事をされて いる。旦那さんはつい先日までガーナで、農業指導の関連の仕事をされてい たそうだ。お子さんは6歳のお嬢さんと3歳の男の子。  家族以外の知り合いを家にお呼びしたのは初めてのことで、妻は張りきっ てお菓子を作ったり、いろいろ準備をしていた。旦那さんからはガーナでの 苦労話をたくさんうかがった。時間がちっとも守られないとか、決められた 通りに事が進まないとか。そうだろうなあ、とは思ったが、面白かったのは、 宗教が裏経済・裏福祉・裏行政の役割を果たしている、という話で、社会に いろいろ無理や矛盾があっても、宗教組織がとりあえず人が生きていける程 度には物事を解決してくれるのだそうだ(その分、搾取もするようだが)。 お子さんたちはとても元気で、二階の寝室を見せたら「トランポリンをする」 と言って、2人でベッドの上で飛び跳ねていたのが印象に残った。子供はこ のくらいやんちゃ&わがままで丁度よい。妻が作ったお菓子は好評でしたが、 市販のポテトチップスも好評でした(笑)。  元気をもらって、楽しかったです。
11月8日(土)  妻と、上野の国立博物館に「日本国宝展」を見に行く。縄文時代から江戸 期までに作られた、日本の国宝を集めた展覧会だ。展示品は、縄文土器から、 工芸、仏具や神具、書、絵画、彫刻までバラエティに富んでいた。長谷川等 泊や雪舟の名作も見ることができた。玉虫の厨子も初めて見たが、こんな古 いものが良い状態できちんと保存されていることも驚きだ。工芸品の類は、 贅沢極まりない精緻な造りで、当時の貧富の格差はものすごかったんだろう なあと思ったりする。ポスターにもなっている快慶の善財童子立像は、一種 の不安定感が今にも動き出しそうな躍動感を生んでいて、高度な美意識を感 じる。国宝展の後、「東アジアの華 陶磁名品展」も覗く。日本の名作の他、 中国や朝鮮の陶器を見ることができて満足。  その後、新宿に出て、無印良品さんからいただいた御礼の商品カードで、 衣服を購入。ぼくはシャツとセーターを、妻はセーターを買った。ぼくの着 るものも妻が選んでくれるので楽である(笑)。  新大久保に移動し、韓国料理屋で夕食。久しぶりに焼き肉を食べた。おい しかった。そう言えば、婚約指輪を買いに行った日も新大久保に来て韓国料 理を食べたな、などと思い出す。
11月3日(月)  無印良品主催の住宅の見学会。ウチは無印良品の「窓の家」というモデル で家を建てたのだが、それを希望者に見ていただき、家づくりの参考にして いただくという企画。12時半頃無印良品の方が来て、軽く打ち合わせ。13時 から30分×3回の見学会が始まった。皆さん、無印良品の商品の愛好家のよう で、夫婦で参加されている方が多かった。断熱効果などの家づくりに関する 質問も受けたが、庭や外構に関する質問も多かった(こちらの方は無印さん とは別の業者にお願いしたのだが)。やはり無印良品を愛好する方は、庭づ くりにも大きな関心がおありのようだ。3回でのべ40人ほどの方に来ていただ いた。終わって無印の方とお疲れ様を言い合う。まずまず成功のようだ。  その後、近くの大衆イタリアンの店「ヴォーノ・イタリアーノ」で夕食。 ここはバイキング専門の店だが、ぼくも妻もバイキングなんて久しぶりだっ た。パスタ、ピザ、グラタンから、サラダ、デザートのアイスクリームまで、 結構食べた。家族連れが圧倒的に多く、小さい子供の声が店内に響いている。 格別おいしいわけではないが、たまには良いですね。  食べ終わって、経堂のスタジオに急ぎ、ラテンジャズバンドの練習。
11月2日(日)  メルマガのコラム(村上春樹編著『セロニアス・モンクのいた風景』がテ ーマ)を書く。合間に掃除をし、明日に備える。
11月1日(土)  3日に無印良品の住宅の見学会がウチで開かれるので、掃除機をかけ、床を 水ぶきする。熱中してしまって、腰が痛くなってしまったがきれいになった。 やはりたまには水ぶきしなければだめだ。夕食に、カボチャと鶏肉のシチュー と、レタスとスモークサーモンのサラダを作る。