2015年3月

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3月29日(日)
 寝坊して軽い昼食をとり、妻と小金井公園に桜を見に行く。小雨がパラつ
く天気だったがさほど寒くはない。桜は五分咲きといった感じだったが十分
きれいだった。中国人観光客が多いのにちょっとびっくり。小金井公園は確
かに桜の名所だが、わざわざ都心からはずれたここまで来るんですね。お酒
を飲み、ケバブを食べて良い気分に。帰り道も楽しみ、家でひと休み。それ
からサルサバンドの練習へ。
3月28日(土)  掃除をしてから、頼まれて墨田区の白髭橋病院に支払いをしに行き、帰り に今井さんの家に寄る。長田さんがいらしていて、三人でお喋りをする。
3月22日(日)  掃除をして、浜風文庫のための詩を書く。どうにか大枠は書けたがかなり 手直ししなければならない。夜、妻が鯛のアクアパッツァと菜の花のパスタ を作ってくれる。アクアパッツァは、アサリのだしが効いていておいしい。 食べ終わり、サルサバンドの練習へ。
3月21日(土)  詩人の長田典子さんと今井さんのお見舞いに行く。中華料理店で昼食を食 べ、それから今井さんの家に行って、詩集「私鉄」の詩を読み、感想を言い 合った。6時少し前に帰り、夕食を作る。かますの干物とキャベツとアスパラ とベーコンの炒め物、タマネギとナメコの味噌汁を作った。妻とマッサージ をしあって、休む。
3月15日(日)  掃除をしてから、自宅療養している今井さんの見舞いに。一緒に夕ご飯を 食べ、いろいろ雑談をしたり生活全般の話をしたりする。そのままサルサバ ンドの練習へ。
3月14日(土)  妻の生みのおかあさんのお墓参り。上大岡の駅を降りて10分ほど歩き、千 手院に着く。お墓は汚れてはいなかったが、枯葉が落ちていたので丁寧に取 り除く。花を取り替え、お線香をあげ、ご冥福をお祈りする。その後、駅前 のドトールで少し休んでから立川へ。ルミネのABCマートへ行って、靴を 新調する。それから和風創作料理の店「創笑」で食事。17日が結婚記念日な のだが、今日は休日なので、ここで前祝いということにする。初めて入った 店なのだが、料理はおいしかった。さわらの刺身、しめサバ、豆腐サラダ、 串焼き、最後にお茶漬けを食べ、ビールと梅酒を飲んだ。若い人が工夫して 作っている感じがした。休日らしい一日だった。
3月8日(日)  掃除をしてから、妻と小金井公園に梅を見に行く。歩いて20分ちょっと。 梅祭りはもう終わっていたが、むしろ今の方が満開という感じ。いろいろな 種類の梅の花を堪能した。梅の花は桜ほど華やかではないかもしれないが、 落ち着きがあり、かつ香りがすばらしい。妻は、桜よりも好きだと言ってい た。売店で肉まんと熱燗っを買って、ベンチで休憩。まだまだ肌寒いので、 暖かい食べ物が嬉しい。その後、日本の近代建築が展示されている「たても の園」に入る。以前にも来たことがあるが、建築物がそのまま展示されて入 れるようになっているというのが面白い。ぶらぶら歩いて、園の中の武蔵野 茶房に入る。古い洋館をそのままカフェに作り変えており、メイド姿の女性 が丁寧に給仕してくれる。(メイドカフェではありません。念のため)。妻 は紅茶とサツマイモのお菓子にアイスクリームをかけたものを頼み、ぼくは コーヒーと抹茶のロールケーキを頼んだ。休日の午後を満喫した、という気 持ち。
3月7日(土)  午後、鈴木志郎康さんがオープンした「うえはらんど3丁目15番地」に足 を運ぶ。「うえはらんど」は、志郎康さんと奥さんの麻理さんが、自宅のガ レージを改造して、地域の人や親しい人が自由に出入りできるようにしたス ペース。ぼくもガレージの整理には若干参加したので気になっていたところ。 お土産の豆菓子をぶらさげて中に入ると、詩人の薦田愛さん、白鳥信也さん 親子がみえていた。ガラス張りで、テーブルと椅子があり、地域の写真が飾 ってあったり、物々交換の台があったり。楽しく、明るく、開放的な空間だ った。メッセージを貼り付ける場もあった。交流して、お喋りして、楽しん だり、助け合ったりする拠点として、機能していけばいいなあと思う。近況 報告や詩の話で盛り上がった。  6時頃お暇して、パンを買って、7時半頃帰宅。夕食に豚肉とごぼうの豆 乳スープと菜の花の辛し和えを食べる。
3月4日(水)  退社後、サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏を聞きに、サント リーホールへ。  1曲目はシベリウスの「トゥオネラの白鳥」。あの冷たくうねるメロディ  ーを情緒豊かにうたわせて、劇的な音楽に仕上げていた。シベリウスの暗い 面の魅力を堪能できた。2曲目はブラームスのヴァイオリン協奏曲で、ソロ はヒラリー・ハーン。ハーンは妊娠しているらしく、かつての儚げな美少女 という面影はなくなっていたが、その演奏も、端正なものからダイナミック で色気のあるものへ変貌していた。ルバートをかなりとったり、こぶしを効 かせたりと、この曲が隠し持つジプシー音楽的な一面をうまく表現していた と思う。どうせならもっとやっちゃって良かったんじゃないかとも感じられ たがそれは、今後に期待というところだろう。オーケストラはハーンのソロ にぴったり沿う好演で、ルバートをかけて情緒が深まった後は、ぱっとイン テンポに切り替わって次の展開の準備をする。ソロイストは演奏しやすかっ たことだろう。アンコールにバッハの無伴奏。休憩をはさんで、シベリウス の5番。これが大変な聞きものだった。独自なテンポ設定により、曲想の変 化を極限まで際立たせているという印象だ。ダイナミックだが、情に溺れず クールに仕上げていて、保守派と思われがちなシベリウスの革新性を説得力 を持って表現した演奏と言えるだろう。不協和音から歌謡的なメロディーま でを自在に使い分けるシベリウスの音楽は、「現在の」現代音楽に近い。と にかく、サロネンという指揮者は今一番キレているアーティストと言ってい いのではないだろうか。フィルハーモニア管弦楽団の、良い意味で無国籍的 な持ち味も、彼の音楽作りにプラスに働いていたと感じる。アンコールは「 悲しきワルツ」。終演後、守屋さん、佐々木さんと近くの中華料理店で飲み、 感想を述べあった。
3月1日(日)  心配だったので今日も友人の見舞いに行く。残念なことに、病状が悪化し ていた。専門の病院に転院させて治療するということだった。  帰って詩の仕上げを行う。