2015年4月

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4月29日(水)
 例によって朝遅く起きる。庭の木に水播きし、お昼にざるそばを食べる。
その後、ずっと「浜風文庫」のための詩に取りかかり、完成させることがで
きた。夕方、買い物に出かけ、帰ってからシチューを作る。洗濯をして妻を
待ち、一緒に夕食を食べる。
4月26日(日)  お風呂の掃除や植物への水播きをやり、昼食をとって、久しぶりのサルサ のライブのために原宿クロコダイルへ。リハを1時間ほどやる。今日は、仙 台に転勤になったカンタンテの小瀬澤さんが参加してくれるというので皆、 張りきっている。リハが終わって、てんやのてんぷら定食を食べ、しばらく 原宿の街をぶらつく。引っ越してからしばらくこの辺りに来ていないが、原 宿のレトロな面が目について面白い。  店に戻るとお客さんが入り始めている。妻と、妻の高校時代のお友達のO さんが来てくれた。Oさんとは先日、大原とき緒さんの映画の上映会でも顔 を合わせている。挨拶をし少し雑談。他にも知り合いの人が何人も聞きに来 てくれている。  8時に演奏スタート。小瀬澤さんも何曲か参加してくれて盛り上げてくれ た。小瀬澤さんは前にも増してオヤジ的風貌となっていたが(笑)、歌が色 気があってすばらしい。ボラーチョスにはやはりなくてはならない存在だ。 またぜひ参加して欲しい。細かいミスはポロポロあったが、全体としてはノ リの良い演奏を披露できたのではないでしょうか。  いらしてくれた方、本当にありがとうございました。
4月25日(土)  庭の草木に水播きをし、掃除。陽射しが強くなって、庭が乾きがちなので 水播きはしっかりやらないといけない。その後、「浜風文庫」に載せる詩を 書く。長い詩になりそうで題材となる事実関係を思い出すので難儀する。明 日、サルサのライブなので夕方からトランペットの練習。
4月22日(水)  休暇をとり、税務署へ。昨年購入した住宅に関わる証明書を発行してもら う。持っていく書類がよくわからなかったので、一式抱えていき、担当の方 にみてもらって必要なものをコピーしてもらった。発行まで時間はちょっと かかったが首尾よく取れた。その後、詩人の今井さんの家を訪ね、ご飯を食 べる。今日は、いつも行く中華屋さんに入ろうとしたら、経営者の若い中国 人のご夫婦と入り口で鉢合わせ、お子さんを病院に連れていくとの理由で休 みだという。そこで、近くの新しくできた唐揚げの店に行く。唐揚げの定食 はなかなかおいしかった。その後、荒川付近を散歩。河川敷は相変わらず広 々していて気持ち良い。今日は水のすぐ近くまで降りてみたり、水上バスの 発着所まで行ってみた。ポツポツ雨が降ってきたので今井さんのアパートに 戻り、詩の話などをした後、帰宅。買い物をして夕食を作り、洗濯をして妻 の帰りを待つ。
4月19日(日)  疲れていたので寝坊。朝食兼昼食をとって、掃除。それから新作の詩のメ モ。夕食後にサルサバンドの練習。
4月18日(土)  今井さんを訪ねる。いつもの中華料理店で昼食。台湾ラーメンセットを頼 んだら結構おいしかった。それから秋葉原へ出て、少し散歩した後、Yモバ イルのショップに行って、今井さんの契約変更につきあう。中国系の女性店 員が丁寧に対応してくれた。タリーズでお茶を飲んで別れる。帰って洗濯。 夕食に、妻が筍ご飯を作ってくれた。先週、妻の実家から茹でた筍をどっさ り送ってきてくれて、連日筍料理づくしだったが、今日の筍ご飯はそれを締 めくくるもの。独特の香りと歯ごたえが何ともすばらしい。
4月12日(日)  寝坊し、遅い昼食をとってから掃除。それから妻と国立新美術館で開催中 のマグリット展を見る。13年ぶりの回顧展ということで、初期から晩年まで たくさんの作品をみることができた。マグリットの絵は、今から見ると、ヨ ーロッパのトリックアートの伝統を忠実に受け継いだ非常に洗練されたもの のように感じられる。他のシュールリアリストのように、過剰な主観性を感 じさせないところが、逆に魅力になっている。夢のような世界であるが、そ の夢は、目覚めた意識によって明確に造形されており、儚げな感じがない。 平常心で、夢の世界を「娯楽」として楽しめるようにしたところがマグリッ トの功績ではないか。  見終わって、東京ミッドタウンのショップを覗き、イタリアンの店G&G で食事。野菜のアヒージョとキノコとベーコンのピザ、海老とトマトクリー ムのパスタを食べる。食後、サルサバンドの練習へ。
4月11日(土)  友人の詩人、今井義行さんを訪ねる。雑談をしてから中華料理店で食事。 ここは昼間はコーヒーがタダで飲めるのでオトクだ。それから荒川の土手を 散歩する。荒川は広々していて散歩するのに丁度良い。タンポポが咲いてい る様子に心が和む。タンポポなんてじっくり見るのは子供の時以来かもしれ ない。今井さんは体調が悪い状態が続いていたが、徐々に元気を取り戻して いるようで、友人として嬉しい。詩の話などをして夕方お暇し、詩誌「もー あしび」30号記念のパーティへ。会場は、荻窪の六次元という、本がたくさ んある不思議な雰囲気のカフェ。知り合いが何人もいて、挨拶。自己紹介を しあったり、朗読を聞いたりして過ごした。
4月5日(日)  妻の高校時代の友人の映画監督大原とき緒さんの上映会に足を運ぶ。9時 45分に家を出て、埼玉県の深谷へ。道が途中わからなくなり、人に聞いたら 連れて行ってくれた。会場はシネマかふぇ七ツ梅結い房というところで、造 り酒屋を改造して作ったところらしい。この界隈は昭和風な雰囲気で面白い が、この会場も味のある感じだった。二十人ちょっとくらいのキャパシティ で、満員。大原監督はきれいな着物姿だった。  上映に先立ち、箱守佐智央による夢野久作「死後の恋」の一節の朗読。そ れから短編「MATU☆KAZE」と「早乙女」の上映。「MATU☆KAZE」は小演劇風 の作品で、桜の季節にふらりと出て行って帰らない男を待つ着物姿の女性と、 男の息子、そして女性に恋する男が登場人物。能の「松風」を下敷きにして いるが、演技も物語の展開もスタイリッシュで、その人工的な感じが面白か った。「早乙女」は原発事故後の福島で農業に従事する青年と、青年を追い かけて都会からやってきた恋人の物語。固い表情だった恋人が、田植えを手 伝ううちに表情が柔らかくなっていく様子と終盤の激情を見せるシーンが印 象に残った。休憩の後、長編の「ナゴシノハラエ」。兄と恋愛関係にあった 女性が自立していくまでを描いたもので、主演の薬袋いづみの表情豊かな演 技が良かった。人間関係が複雑でややわかりにくかったが、映像が美しく、 特に女性たちの気持ちが生き生きと描かれていたように思う。  上映後、懇親会にも参加。妻の元クラスメイトの方も来場されていて、楽 しくお喋りする。猫を象った石のアートを作る方もいて、その出来栄えに驚 く。夕方頃会場を出る。武蔵小金井のバフでラーメンを食べて帰宅。
4月4日(土)  庭に植えた植物が芽吹いたり、花が咲いたりで賑やかなっている。特にジ ューンベリーの白い花が美しい。  掃除をしてから、メルマガのコラムの原稿を一気に書く。フランスの作曲 家エリック・サティについて。サティは若い頃から気になっている作曲家だ が、彼について書くのはこれが初めてだ。音楽が聞かれる場の多様性に注目 した作曲家という位置づけで論を進めた。あと2,3回は書く予定。夕方に買 い物に出て、焼きサバ、キャベツとツナの炒め物、コーンと卵のスープを作 る。