2016.9

2016年9月

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9月25日(日)
 詩を途中まで完成させ、午後、東京国際ブックフェアへ。面積がだいぶ減
り、特に電子書籍のブースが少なくなったが、その分紙の本を出す出版社の
ブースが目立っている。知り合いにも何人にも会って挨拶する。終わり近く
なると大幅な値引きをする出版社も現れて、賑わっていた。河出書房新社の
ブースでプリンスの本とユイスマンスの「さかしま」を購入。会場を出ると、
外の広場でインドフェアをやっており、屋台もいっぱい出ている。インド風
ビーフンみたいなものを買って食べ、サルサバンドの練習へ。
9月24日(土)  残暑も余りない涼しい9月。掃除などの家事をやった後、トランペットの 練習。その後、詩を書こうとするが気が乗らなくて捗らない。昼寝をして短 い散歩に出る。
9月22日(木)  疲れていて夫婦で寝坊。外は激しく雨が降っており、お墓参りに行くのを 延期することにし、ゆっくり過ごすことにする。朝食兼昼食をとってトラン ペットの練習。それから新作の詩を書き始める。今日もまたシューマンの交 響曲を聞いてしまう。夕方、軽く散歩をして夕食はは肉ジャガ。すっかり涼 しくなり、暖房が欲しいくらいだ。
9月19日(月)  遅く起きて遅い朝食。ベッドのシーツを洗ったり、新しい掃除機で掃除を したり、スーツをクリーニングに出したりと、いろいろ家事をこなす。2時 頃お昼を食べようとして新小金井街道沿いの、新鮮な卵を売っている洋食屋 に入ろうとするが混んでいて入れず。アソクビナヤクというアジア料理の店 に入る。キノコとチキンのカレーセットを頼む。東南アジア料理全般をやっ ている店というので怪しげな印象(?)を受けていたが、普通においしかっ た。カレー、ナン、サラダ、デザート、ドリンクつきで800円とお得でもある。 ネパール出身の方が経営していて、専門はネパール料理らしいから今度そち らを食べてみよう。  帰ってトランペットの練習。それからユーチューブでシューマンの交響曲 を検索してたくさん聞く。シューマンはピアノと歌曲の人気が高いが、交響 曲も実に面白い。拍子をずらしてメロディーを作るところなどは、セロニア ス・モンクに似ている。それから詩を書こうとするが、思うように書けず。 夕方、買い物に出て、夕食を作る。サバの塩焼きとトマトとサラダ菜のサラ ダ、ジャーマンポテト、キャベツの味噌汁。
9月18日(日)  トランペットの練習をして、午後、渋谷のアップリンクに映画を見に行く。 「オールピスト・イン・パリ」というポンピドゥー・センターが企画した催 しで上映されたドキュメンタリー映画2本だ。1本目は1987年アルゼンチン 生まれのエドゥワルド・ウィリアムズ監督による「アロンゾ!」。若い頃労 働運動をしていた父親からデモに参加し始めた息子への語りから始まり、世 界各国各地のデモの様子が次々に映し出される。デモにもお国柄というもの があるんだなあと感心する。胸を露わにした姿で踊るブラジル女性のデモ姿 に圧倒された。闘争は国境を越えるものであり、団結して権力に立ち向かお うという姿勢が示される。が、一致団結なんて、それはそれで恐ろしいので はないか。2本目は1977年生まれイラン出身のバニ・コシュヌーディ監督に よる「トランジット:私たちの痕跡、私たちの没落」で、ここではヨーロッ パに渡った難民の苦難が描かれる。疲れ果てながら線路沿いを歩く姿、空き 地に作った掘立小屋を壊す警察、名前も記されていない粗末な墓、そうした 現実がこれでもかと映し出される。彼らが苦しんでいる横で、観光客たちが ギリシャの遺跡を楽しそうに見物している姿も映し出される。生き生きした 映像が印象に残ったが、ヨーロッパの住民たちはそれをどう感じているのか、 小屋を崩す警官らは内心どう思っているのか、そうした周囲が一切描かれな いために、社会の中で難民たちがどういう位置にあるのかがわかりづらい。 2人の若い監督は、それぞれ激しい想いをもって創作をしていると思うが、 現実を複眼的に見る視点が欲しい気がした。  見終わってタワーレコードをぶらつき、帰宅。野菜炒めを作って食べる。
9月17日(土)  一週間、忙しすぎて反動で寝坊。11時頃駅前の皮膚科に行くが、混んでい て14時まで待つように言われる。いったん家に帰る。14時に皮膚科に戻るが、 更に1時間待たされる。診察してもらい薬をもらって帰るともう夕方。新し い掃除機を受け取り、トランペットの練習を少々。それから自転車で東小金 井へ。コメダ珈琲前で妻と待ち合わせ、「寛」という和食の店で食事。妻が 毎日その前を自転車で通っていて気になった店だという。日本酒を飲みなが ら海鮮サラダ、刺身、ナスとトマトのグラタン、カニとレタスのチャーハン を食べる。とてもおいしかったし、手頃な値段だった。繁盛しているのもわ かる。自転車で帰る秋の道も気持ち良かった。
9月14日(水)  退社後、オペラシティコンサートホールでハーゲン弦楽四重奏団の演奏を 聞く。曲目はバッハの「フーガの技法」、ショスタコーヴィチの8番、ベー トーヴェンの13番。「フーガ」をテーマにした凝ったプログラムだ。西洋音 楽が何にこだわって発展してきたかがよくわかる仕掛けになっている。どの 曲もすばらしい出来だった。「大フーガ」はいつ聞いても破格な響きで衝撃 を受ける。  終演後、チケットをとってくれた守屋さんたちとドイツ風居酒屋で食事。 映画「シン・ゴジラ」の話で盛り上がる。
9月11日(日)  鈴木志郎康さんのお宅でユアンドアイの会。志郎康さん、さとうさん、長 田さん、薦田さん、水越さん、白鳥さんにぼく。互いの詩について熱く語り 合った。濃厚な、まさに得がたい時間だ。猫のママニちゃんはちょっと足元 が危ない感じだが、一時期よりは元気を取り戻したようで良かった。会の後、 有志で軽く飲む。
9月10日(土)  荻窪ルミネのつばめグリルで妻とランチ。ハンブルグステーキを食べる。 ハンバーグでなくハンブルグと表記するこだわりが良い。アルミホイールに 包まれてでてきて、ナイフで破って食べる。ジューシーでおいしい。ほくほ くのジャガイモもついている。子供づれの他、年配の方が多い。有名な店の ようだ。武蔵小金井まで電車で、家までは徒歩で帰る。風が涼しい。掃除を し、ちょっと昼寝。トランペットの練習をしてから、明日のユアンドアイの 会のために詩を読む。
9月4日(日)  メルマガのコラムの執筆に励む。夕方、どうにかできあがった。校正しよ うとして、ふと新しいテキストエディタを入れようと思いつく。ところがダ ウンロードしたら別の悪質なソフトも一緒にダウンロードされてしまい、ア ンインストールに四苦八苦する羽目に。皆さんも気をつけましょう。夕食後、 サルサバンドの練習に。
9月3日(土)  家事をしてから午後、妻と玉川上水沿いを散歩。喫茶店シントンでアイス ティーを飲んで休み、帰宅。その後、メルマガのコラムの執筆。