2017.6

2017年7月

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7月30日(日)
 トランペットの練習をしてから、メルマガのコラム書き。テーマは先日見
たジャコメッティ展の感想。夕方、玉川上水沿いを散歩。真夏の燃えるよう
な緑が美しい。シントンでアイスティーを飲んでひと休み。夕食は鳥のにゅ
うめん。
7月29日(土)  朝食後、荻窪の病院で検査をし、その後中古レコード店月光でファリャの 「三角帽子」「恋は魔術師」のCDを購入。それから前から気にかかっていた 名曲喫茶ミニヨンに入る。落ち着いた雰囲気で、常連さんがたくさんいるよ うだ。ハスキル&グリュミオーのモーツァルトのソナタがかかっていた。レ コード芸術のトスカニーニ特集を読みながら40分ほど過ごし帰宅。掃除など の家事をし、トランペットの練習をする。夕食は巻き寿司、大王埼で買った 干しいわしとタコ入りのさつま揚げ。
7月24日(土)  ビュッフェ形式の朝食をとった後、ホテルの敷地内を散策。緑が豊かで公 園のようだ。10時すぎにチェックアウトし、大王崎灯台へ。鵜方駅からバス で40分ほど。降りたところはいかにも漁村という感じで、干物を売っている 店が並んでいる。ここは真珠の名産地でもあり、干物の店と真珠の店が交互 に並んでいる不思議な光景だった。野良猫がたくさんいたが住民にかわいが られているようだった。猫が店先のいわしを勝手にとっても咎められない光 景にも出くわした。こうしたおおらかさが漁村の良いところなのであろう。 灯台は20メートルほどの高さで螺旋階段で登っていく。1927年に建てられた もので、日本の灯台50選にも選ばれているという。灯台からの眺めはまさに 絶景で、180度何も遮るものなく海を見渡せる。地球は丸いんだなあというこ とを実感させてくれた。リアス式のギザギザした海岸線も面白い。眺めを堪 能して隣の資料館に入る。灯台の由来などをわかりやすく説明している。バ ス停に向かう途中、良いアクセサリー屋さんがあり、妻がここで真珠のネッ クレスとピアスを購入。安い値段で買うことができた。店には貝殻も展示さ れていて、真珠は貝という生き物から採れるんだなあと改めて思った。干物 とあおさ海苔も購入。バスで鵜方駅に向かい、名古屋経由で帰途につく。武 蔵小金井に8時すぎに着いて大戸屋で夕食。良い旅でした。
7月23日(日)  いよいよ内宮。簡単な朝食をとってチェックアウト。駅に荷物を預け、バ スで内宮へ。道路の両脇に石造りの塔が並んでいる。夜にはここに灯りがと もるのだろう。趣きがあって良い。内宮は外宮より華やかな造りになってい て、観光客の数も多い。宇治橋を渡り、景観を楽しみながら正宮、別宮を参 拝する。参拝の前に、五十鈴川で手を清めた。澄んだきれいな水だった。庭 もすばらしかった。お守りを購入し、神社を後にする。その後、おかげ横丁 をぶらぶら。和太鼓のパフォーマンスがあり、迫力があっておおいに楽しん だ。いったん伊勢駅に戻り、名物のてこね寿司で昼食。その後、昨日も入っ た焼き物の店をもう一度見に行き、信楽の小皿を購入。黄色くてかわいいデ ザインのものだ。カフェで休憩した後、近鉄線で賢島へ。志摩観光ホテル・ ザ・クラシックにチェックインする。ここはサミットが行われたところで( 首脳たちが泊まったのは新しくできたデラックスな館だが)、とても良い雰 囲気のホテルだった。通路にはビュッフェなどの名品が飾られていた。しば らくくつろいだ後ディナーへ。このレストランはサミットのディナーが催さ れた場所でもあり、藤田嗣治のすばらしい絵が架けられていた。料理は樋口 宏江シェフの手によるもので、メニューは、アミューズブーシェ、伊勢エビ やホタテの冷製コンソメ(ぼくはアワビが苦手なので代わってもらったが、 妻はアワビとシイタケのパピヨット)、伊勢エビのスープ、マダイのポワレ (柑橘ソース)、鹿肉のポワレというものだった。どれもすばらしくおいし くて驚いた。特に伊勢エビのスープが風味が濃厚で楽しめた。中年男性のギ ャルソンの方も感じが良く、珍しい黒いお皿について尋ねたところ森山硝子 製であることを丁寧に調べてくださった。食事を終えて、宿泊客専用のラウ ンジへ。図書室やリスニングルームがあり、ドリンクや軽食も楽しむことが できる。満足して部屋に引き上げ、翌日に備えて休む。
7月22日(土)  妻と伊勢旅行。14時頃に伊勢駅に到着。近くの店で伊勢うどんの昼食。も っちりした感触だった。駅に荷物を預けて外宮を参拝&見学。天気が良く、 まさに旅行日和。伊勢神宮は、観光名所ではあるが、それ以上に歴史的な聖 地であって、騒々しさはない。余分な飾りのない木造の建築がこの上なく美 しい。しめ縄が巻かれた巨樹も美しい。正宮、別宮を参拝。東南アジアから 来たと思われる若い女性が、宮の写真を撮るたびにお辞儀をしていたのが面 白かった。ガイドブックに書いてあったのか。歩いているうちに神馬を発見。 おとなしく、かわいかった。参拝し終わって、せんぐう館という資料館を見 学。建物の建築方法や神社の成り立ちを学ぶ。祭事に用いる塩(御塩)を作 る過程を撮ったビデオが興味深かった。古式のやりかたで手間をかけて製塩 している。神社を出て、和風喫茶で一休み。名物の赤福を食べる。土産物屋 を覗き、それから別宮である月夜見宮を参拝。荷物を取りに行ってからホテ ルへ。ビジネスホテルだが、景観が良く、辺りを一望できる。疲れをとって から、いっしんという居酒屋で夕食。刺身、アナゴとキスの天ぷら、大アサ リのマヨネーズ焼き、にゅうめんを食べ、日本酒を飲む。どれもとてもおい しかった。特にアサリのマヨネーズ焼きが芳醇な味わいだった。ほろ酔い気 分でホテルに戻り、明日に備えて休む。
7月20日(木)  退社後、前の勤務先であったbk1のメンバー有志と飲む。馬場さん、横 山さん、タカザワさん、砂見さん。場所は神保町の山ちゃん。みんな元気で 変わりない様子。bk1はユニーク(?)な人間が多かったが、それなりに その人らしくたれているのが面白い。近況や昔のことや、いろいろ話せて楽 しかった。
7月17日(月)  連休の最終日。妻と新国立美術館で開催中のジャコメッティ展に行く。途 中、新宿でダシ茶漬けの昼食をとる。暑かったが館内は冷房が効きすぎくら いに効いていた。ジャコメッティはシリアスな精神の形を、余分な何かをそ ぎ落とすという仕方でもって表現しようとしているように思えた。見終わっ て、美術館のカフェでお茶。野外の席を選び、熱いコーヒーとチーズケーキ。 館内が寒いくらいだったので適度な暑気が心地よかった。武蔵小金井の西友 で下着を買って帰る。西友は7月いっぱいで閉店だそうだ。
7月16日(日)  鈴木志郎康さんのお宅でさとう三千魚さんの詩集『浜辺にて』について話 し合う。分厚い詩集だが形式が整っているので、すいすい読める。日常の出 来事や想念を独自な手つきでパッケージ化して読者に受け渡していく様が面 白い。会の後、有志で居酒屋で軽く飲み、帰宅。夕食はボロネーゼ。
7月15日(土)  疲れて寝坊。遅い昼食をとり、掃除。トランペットの練習をし、詩の推敲 を行う。明日に備えてさとう三千魚さんの詩集『浜辺にて』を読み返す。夕 方散歩。夕食はマグロ納豆丼とナスの味噌汁。
7月9日(日)  一日詩作。何とかできあがったが出来に不満が残り、推敲が必要だ。散髪 に行き、すっきりする。夕方長い散歩。夕食はトリ大根とカボチャ煮。
7月8日(土)  午後、立川の病院に行き、帰って掃除。トランペットの練習をして詩作。 難儀する。夕方、長い散歩。夕食は焼きサバ、アサリの味噌汁、バター風味 のジャガイモ煮。
7月2日(日)  詩人の阿部日奈子さん、今井義行さんとの鼎談。今回のテーマは詩集『キ ンディッシュ』で、今までの詩集よりも阿部さんご自身の考えが色濃く投影 されている。突っ込んだ質問をたくさんしてしまったが、阿部さんは丁寧に 答えてくださった。おかげで阿部さんの作品の全体像をつかむことができた。 終わって、今井さんとお茶。塩大福を買って帰る。
7月1日(土)  昼食後掃除。トランペットの練習をし、明日の阿部日奈子さん、今井義行 さんとの鼎談のために阿部さんの詩集『キンディッシュ』を読み返す。夕方 散歩。夕食はサバの揚げびたし。