2019.3

2019年3月

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3月31日(日)
 新詩集の第三校のチェック。細かいところが気になり、なかなか終わらな
い。全体としては連作短編集のような雰囲気になりそうだが、あくまで詩と
しての面白さを追求したい。ライブが近いので、いつもより長めのサルサバ
ンドの練習へ。
3月30日(土)  疲れていたので夫婦で寝坊。遅い朝食の後、車の運転と掃除。それから妻 と小金井公園の桜まつりへ。曇って肌寒かったが、桜は満開で人も多かった。 いろいろな種類の桜を楽しみ、バンド演奏を楽しみ、地域の指定文化財であ るお囃子を楽しんだ。お囃子の滑稽な踊りが面白かった。屋台でビールとタ ンドリーチキンと焼きそばを購入。歩きながら食べた。寒くなってきたので やや早めに切り上げ帰宅。夕食は鶏大根と豚汁、サラダ。豚汁がダシがきい ていておいしかった。
3月24日(日)  午後、鈴木志郎康さんのお宅へ。白鳥さん、長田さん、水越さんと一緒。 最近具合がすぐれないということを聞いていたので心配したが、思ったより お元気そうなご様子だった。映画作家の村岡由梨さんもいらしていた。近況 等を楽しく喋るが、余りお疲れになってはいけないので引き上げようとする が、「もうあと10分」と引き留められたりした。麻理さんもご病気で大変だ が、心は気丈でお気遣いに頭が下がる。本当にすばらしいご夫婦だと思った。 お宅を出ていつもの居酒屋でお喋り。帰って詩の推敲。夕食は鶏鍋。
3月23日(土)  朝食後、運転の練習をし、そのまま妻の運転で車検へ。東村山のダイハツ へ行く。ダイハツが用意してくれた車で帰ったが、ウチのより良い車でカー ナビの性能も良かった。帰って掃除。トランペットの練習をし、新作の詩に とりかかる。夕方、近所を散歩。夕食はちらし寿司とカボチャの煮物。食後、 迸るものがあって、新作を一気に仕上げてしまう。
3月21日(木)  朝食後、妻の産みのお母さんのお墓参り。天気に恵まれ良かった。上大岡 のお寺ではもう桜が咲いていて美しかった。お墓はかなりきれいで、掃除は すぐ終わってしまった。お花を供え、お線香をあげて合掌。ドトールでちょ っと休憩し、今度は伊勢原の実家へ。アメリカから姉と姪が来ている。姉と は先日下北沢で会ったが、姪は久しぶり。大人っぽくなった。日本で仕事を したいというので相談にのる。父が前立腺肥大で具合が悪く、心配だ。レド は相変わらずケアが必要だが、元気そうで、食欲もすごい。夕食の際は空い ている椅子に座っておねだりするので大変だった。とにかく、姉も姪も元気 で良かった。レドの排尿を見学してコツを覚え、帰宅。
3月17日(日)  終日、詩集の再校の見直し。350ページ程の大部の詩集となる。細かいミス のチェックが大変だったが、何とか夕方終了し、ほっとする。夕方、サルサ バンドの練習。
3月16日(土)  朝食後、運転の練習と掃除。トランペットの練習をし、詩集の再校を見る。 直したいところがいろいろ出てきて困ってしまう。夕方、国分寺で妻と待ち 合わせ、カレラというイタリアンの店で結婚記念日の食事。もう6年もたっ たのかと思うと不思議で仕方ない。仲良くやってこられて幸せだ。料理は家 庭的な優しい味で食べやすかった。量が多くてかなりお腹いっぱいになって しまった。頼んだ白ワインもおいしかった。店には中年の女性のグループが いて、楽しそうにしていたのが印象的だった。
3月14日(木)  退社後、アメリカから帰国していた姉と下北沢のこけらという店で食事。 ひと月弱程日本に滞在予定。店に着くのが遅かったので心配したが、下北沢 は再開発中で、道に迷ったとのこと。おいしい魚料理を食べながら、近況に ついていろいろ聞いた。姪っ子は日本で働いてみたいと言っているらしい。 力になれることがあればいつでも相談して、と言った。姉も家族も元気そう で何よりだった。
3月10日(日)  夫婦で寝坊してホットケーキの朝食。バターとシロップを塗っておいしく 食べた。ホットケーキを食べていると子供の頃に帰ったような感じがする。 部屋でくつろいだ後、小平駅方面へ歩き、喫茶店ポエムで詩集の校正。漢字 表記の不統一が幾つか見つかる。この喫茶店は何度か通ったが、落ち着けて 良い。帰りは小雨が降っていた。夕食はお好み焼き。
3月9日(土)  早起きして病院に検査の結果を聞きにいく(体調不良だったため)。異常 がなくてほっとする。帰り、国分寺のでめてるという自然食レストランで食 事。イワシ定食を食べる。扉に「アベ政治を許さない」と書いてあってすご いなと思う。歩いて帰宅。掃除と車の運転をし、夜、新富町のMadeiraという 店でポップスバンドの曲のお披露目会。良い感じに仕上がっていたが、相当 編集しているなと感じた。もっとタイトに演奏しなければと反省しきり。ボ ーカルの出来は非常に良く、コーラス部分も魅力的だった。ビールやワイン を飲みながら2時間半ほどワイワイ喋る。あと2曲録音するつもりというこ となので、頑張らねば。
3月3日(日)  小雨。遅い朝食後、コラム書きに集中。合間にYouTubeで「仮面ライダー」 1号の動画を見る。このところ東映が毎週2話ずつ公開しているものだ。子 供の時、よく見ていて懐かしさでいっぱいだが、改めて見てみるといろいろ 気づくことがあった。まず、「仮面ライダー」は安保闘争がベースになって いるらしいということ。「ウルトラマン」は恐らく太平洋戦争がベースにな っていて、巨大化した敵と味方の「大戦」を描いている。これは軍と軍との 闘いを思わせるが、「仮面ライダー」は山岳地帯らしきところにあるアジト に潜伏する組織との闘いを描いている。敵は人間と等身大の大きさで、どこ からやってくるかわからないというのが恐怖の源泉である。作中でも使われ る「アジト」という言葉自体、左翼用語である気がするが、左翼過激派の野 望を挫くというのが土台にあるのだろう。敵との闘いは、「ウルトラマン」 がプロレスをベースにしているのに対し、「仮面ライダー」は時代劇のチャ ンバラをベースにしていて、むしろ保守化していると言える。その闘いぶり は極めて高度に様式化されており、怪人よりむしろ戦闘員の動きが美しい。 ライダーの凝った変身ポーズも含め、歌舞伎の伝統を思わせる。怪人は平成 以降の同シリーズよりも遥かにおどろおどろしく、妖怪じみている。少年ラ イダー隊の存在も含め、江戸川乱歩の怪奇ミステリーからアイディアを拝借 したものと考えられる。敵は、隠れた存在であるとは言え、要所では堂々と 自己主張する。「地獄大使」とか「ブラック将軍」とかいった幹部のネーミ ングや、作戦意図をペラペラライダーたちに喋るなど、自己掲示欲が強い。 この自己掲示欲の強さは、隠れながらも存在をアピールしなければならない 過激派の立ち位置とかぶる。まあ、他にも研究すればいろいろ発見がありそ うだ。夕方、サルサバンドの練習のため経堂へ。
3月2日(土)  暖かくなってきた。アジサイの芽が出てきた。ようやく冬が終わったよう な気がする。掃除などの家事をし、運転の練習。その後、メルマガのコラム の原稿を書き始める。ボードレール『パリの憂愁』の感想。山田兼一訳。対 象化ということを言葉の身振りとして際立たせる方法意識について書く。ぼ くの新詩集の表紙の案を決める。林・恵子さんに描いていただいた2枚の絵 の一方を使わせていただき、もう一方は裏表紙に使わせていただくことにし た。夕方、夕食づくり。サバのみりん干しを焼いたが、少し焦がしてしまっ た。他、キャベツとトマトと鶏肉の炒め物、レタスのサラダ、大根の味噌汁。