2019.4

2020年4月

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4月30日(木)
 自宅待機の日。持ち帰った仕事をする。昼頃銀行に行き、運動不足解消
のため徒歩で帰宅。また仕事をして夕食作り。ホッケの干物とスナックエ
ンドウとニンジンとひき肉の酢醤油炒め、ダイコンの味噌汁。酢醤油炒め
はなかなかおいしかったのでまた作ろう。
4月29日(水)  休んでばかりという感じで休日という感じがしない。朝食後、トランペ ットの練習をし、林静一の『赤色エレジー』を再読する。面白かった。底 辺アニメーターの青年と恋人の辛い恋愛を描いた作品だが、本筋に直接関 係ないカットや超現実的な構図のカットが数多く挿入されて、夢の中を歩 くような印象を受ける。まるでフェリーニの映画のようだ。以前読んだ時 はまだ貧しさが残る時代の光景を描いていると感じたが、今読むと違う。 日本が高度成長でフリーターをしながら一人でも生活していける程度の豊 かさを実現した頃の光景を描いているように思える。生活のために必死に なっているのでなく、夢を追うのに必死になっているのだ。だから中途半 端に心に余裕というか「暇」がある。その心の「暇」が次から次へと幻想 を生み出していく。明確な意味を結ばない、泡のように浮かんでは消える 幻想だ。林静一の筆はそうした意識の動きをシーンに即して忠実にイメー ジ化しているように思う。昼食にコンビニのラーメンサラダ。小金井公園 方面に散歩。公園ではかなりの数の家族連れがいた。ちょっと遠回りして グリーンロードの方から帰る。ここでもかなりの人がいた。夕食はポーク ソテー。
4月26日(日)  夫婦で今日も寝坊。フレンチトーストの朝食後、村田沙也加「タダイマ トビラ」を読了。家族というものの不自然さを少女の視点で暴いていくと いうもの。家族という形態への違和感がきめ細かく描かれているが、ラス トは家族についての思想を直接綴るといった調子になっていて、どうかな と思った。設定した少女の視点を堅持した方がスリリングな展開になった のではないだろうか。お世話になっているライブハウス、クロコダイルの 応援のためバンドの貯金からオリジナルTシャツを10万円分買い送金。一 橋学園と玉川上水沿いを散歩。詩作をし、夜、脱稿。夕食は昨日のポーク カレーの残りとウドのみそ和え、エノキと小松菜のスープ。
4月25日(土)  遅い朝食の後、運転と掃除。一橋学園方面に散歩。帰って「イエスタデ イをうたって」を11巻まで読了。ラストは強引にまとめてハッピーエンド にした感じだが、もともとラストがいらない風な作品なのでこれでいいか もしれない。相手に気を使いすぎる余りに自分が何を欲しているかがわか らなくなった人たちを描いている。その後、トランペットの練習と詩作。 それから大橋弘歌集「既視感製造装置」を読了。いわゆる短歌的抒情とは 無縁の、歌というより一行詩の趣きのある短歌集。一首の中に、日常的な 文脈では互いに無関係な事柄が複数詰め込まれているのが特徴だ。しかし、 リズムを持った短歌の言葉はモノとは違い、どんなにドライな発語でも、 微量ながらそこに話者の心情の「感触」を残す。つまり、オブジェによっ て誘引された心情の「感触」の集積ができあがる。その「感触」によって 事後的に、作者も意図しなかった心情の断片に行き当たることになる。こ れを「既視感」と呼び、それを実現する作歌の営みを「既視感製造装置」 と呼んだのではないだろうか。夕食はポークカレー。リカーランドなかま すのご主人が選んでくれた白ワインがおいしい。
4月21日(月)  自宅待機の日。持ち帰った仕事をする。お昼はビッグベアのカレー弁当。 コクがあっておいしいのにびっくり。トランペットの練習とクリーニング。 夕食に、焼きサバ、キャベツと鶏肉と卵の炒め物、カブの味噌汁を作る。
4月19日(日)  今日も外出はままならない。朝食の後、運転をしてあかしや通り沿いを散 歩。文教堂で「イエスタデイをうたって」9巻を買う。帰ってスーパーでお 寿司を買って食べる。詩を書き続け、夕方脱稿。夕食はマダイのソテー、ウ ドの酢味噌和え、カブのサラダ。
4月18日(土)  雨。ちょっと遅い朝食。リカーランドなかますに注文していたワインが届 く。セレクトはご主人お任せ。いつものように詳しい解説つき。飲むのが楽 しみになる。遅い朝食の後掃除。トランペットの練習をし、詩を書く。コン ビニでうどんの昼食。夕方、短い散歩。夕食は、シイタケと高野豆腐の煮物。
4月17日(金)  今日も自宅待機。昨日作った豚汁の朝食の後、持ち帰った会社の仕事。お 昼にウォーキング。守屋さんから楽しみにしていたフィンランド放送響の公 演が中止になったとの連絡を受け、チケットを送り返す。音楽業界は大丈夫 だろうか。コンビニで冷やしラーメンを買い、昼食。会社の仕事をして、「 イエスタデイをうたって」を8巻まで読む。恋愛のもつれを描いていて劇的 な展開はないが、心のすれ違いが丁寧に描かれるが故に「ドラマ」が生まれ る。登場人物たちは皆傷つくことを恐れる「似たもの同士」であり、男性も 女性も同じ人間として同じように描かれる。夕方、トランペットの練習をし、 夕食のポークソテー、サツモイモの味噌汁を作る。
4月16日(木)  自宅待機の日。持ち帰った会社の仕事を粛々と行う。お昼にウォーキング。 あかしあ通り沿いのビッグベアーというステーキ屋さんでハンバーグ丼をテ イクアウト。天気は良いが、コロナのせいで人通りはさすがに少ない。帰っ てまた仕事。夕食にさわらのみそ焼き、とん汁を作る。冬目景のマンガ「イ エスタデイをうたって」を読み始める。
4月13日(月)  自宅待機の日。激しい雨。朝食後、風呂掃除をし、郵便局で用事を済ます。 その後小平のドコモショップでUSBケーブルなどを購入。研修の若い女性 が先輩に教えられながら接客。帰りに、客がゼロの蕎麦屋に入りラーメンを 食べる。蕎麦屋のラーメンはあっさり出汁のものが多く、割と好きだ。帰宅 して本を読み、三部作の詩の2作目を書き始める。夕食に、チキンとトマト、 タマネギ、ニンジンの生姜炒めを作る。生姜を多めに入れたが結構おいしく できた。
4月12日(日)  今日も不要な外出は避ける。マイナンバーカードが見つからず、妻にひど く叱られるが、無事在処がわかる。紙入れに保管していたのだが、そのこと 自体を忘れていたのだった。一日詩作。途中、一橋学園方面を散歩。両親の ためにレドの写真を紙に焼く。書店を覗いたら結構人が入っていた帰宅して 詩作を続け、夕方、ほぼ脱稿。レドが動物病院の帰りに脱走したことを現在 の状況と絡める三部作の一作目。夕食はサバのミリン干しとゴボウと豚肉の 豆乳スープ。
4月11日(土)  朝食の後、運転、掃除。トランペットの練習をし、ユーチューブで会社の 後輩の女性がはまっているゲーム「あつまれ!どうぶつの森」を覗く。無人 島で動物たちと魚釣りや果物の採集やDIYをやってまったり過ごすという 勝ち負けのないゲーム。荒んだ世相と真逆だが、その癒し効果のせいか世界 中にプレイヤーがいるようだ。玉川上水沿いを散歩。夕食にナスと豚肉の炒 め物を作る。夜、NHKスペシャルでコロナ対策特集を見る。医療のキャパ シティに収まるよう、どう集団感染を抑えるかがポイントのようだ。
4月9日(木)  コロナウイルスを避け自宅待機。しばらく週2,3日の勤務になる。外出 はできないので文字通りの自宅待機。家事をやり、読書、楽器の練習、詩 作、短い散歩。あれ、いつもと同じじゃん。夕方近く会社に電話をかける が特に変わったことはないとのこと。夕食にポークソテーを作る。
4月5日(日)  ウイルスのため外出を避けるひきこもりの一日。ただ髪が伸びているの で理髪店に行き、帰りに人混みを避けて散歩。帰って詩作。夕食はイカと セロリの炒め物。志村どうぶつ園の志村けん追悼特集を見る。東村山地区 では小平うどん系の肉汁によく合う太くて硬いうどんが好まれることがわ かった。まあ、同じ地域なんだからそうだろうな。
4月4日(土)  コロナウイルスの話題でテレビも新聞もネットもいっぱい。朝食後運転 と掃除。トランペットの練習をして江ノ本瞳のマンガ『シャキム・ゲート』 を読む。暴力が心も体も支配する世界。軽く散歩して夕食づくり。チキン のソテー、焼きサバ、トマトとレタスのサラダ、カボチャの味噌汁を作る。