2021.1

2021年1月

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1月31日(日)
 朝食後、庭の落ち葉を片付ける。トランペットの練習をし、一橋学園駅近く
の中華居酒屋で定食を食べる。若い女性が昼間宴会をやっていて、楽しそうな
笑い声が聞こえてきた。商店街をぶらぶら歩き、本屋で角川文庫版『古今和歌
集』を買う。帰宅して詩作。完成させるがもう少し推敲しなければならない。
夕食は海鮮丼。
1月30日(土)  朝食後、運転と掃除。トランペットの練習をし、一橋学園の駅前通りの蕎麦 屋でおかめ蕎麦の昼食。それからカフェ・グランデに行き、『言語にとって美 とは何か』を読む。文学表現において自己表出が指示表出を包摂するケースが あり、「意味がわからない」作品を生む、ということ。グランデは500円ちょ っとでコーヒーのおかわりができ、小さなケーキまでついていてお得。帰って 詩を少し書き、夕食。ピーマンの肉詰め。ハンバーグみたいにもっちりしてい ておいしかった。ネットで中国女性史研究の遠山日出也氏の論文を読む。「長 時間労働や過労死は階級支配と性支配(家父長制的男性性)の両方から生まれ るのであり、その両者が相互に結びついていることを捉えることが重要ではな いだろうか」という主張になるほどと思う。
1月24(日)  遅く起き、朝食後トランペットの練習。読書をし、昼食にスーパーで買った 蕎麦。13時からユアンドアイの会のオンラインミーティング。今日は北爪満喜 さんの詩集『Bridge』、サトミセキさんの詩集『Seven Tran sits』、さとう三千魚さんの詩集『山崎放代に捧げる歌』の感想を言う会。 17時までかかってじっくり一冊一冊の詩集を読み解いていった。いつもながら の快い疲れ。終わってお酒を飲みながら更にいろいろ話す。楽しかった。軽く 散歩をし、夕食。タラのムニエルカレー風味、ジャガイモとコンビーフの炒め 物、卵とキャベツの和風スープ。
1月23日(土)  小雨。朝食後、運転と掃除。その後、あかしあ通りのリンガーハットで昼食 をとろうと思ったら何と閉店。コロナ禍というのは怖いものだ。その先にある ラーメン屋哲麺で中華そばを食べる。ここは豚骨が売りのようだが、ぼくは豚 骨は苦手なので中華そばにしたが、シンプルな中にコクがあっておいしかった。 文教堂で今村夏子『木になった亜紗』を買う。カメラのヤマヤの喫茶スペース に入って『言語にとって美とは何か』を読む。吉本隆明が自己表出ということ に固執しているのがよくわかる。帰ってトランペットの練習と詩作。夕食は釜 寅の鳥釜飯。久しぶりの釜飯はとてもいい味だった。
1月17(日)  朝食後、家事とトランペットの練習をし、持ち帰った会社の仕事をする。終 わってタージマハルでマトンカレーの昼食。辛かったがおいしかった。図書館 に寄って本を借り、帰宅。高橋幸『フェミニズムはもういらない、と彼女は言 うけれど』を読む。夕食は焼きサバ、カボチャとひき肉の煮物、春菊とチキン とカブのサラダ、カブの味噌汁、グリンピースご飯。デザートは昨夜と同じ柚 子ゼリー。来年も柚子とれるかな。アメリカはトランプの後始末が大変そうだ が、バイデン政権下でもトランプ派は騒ぎを起こすかもしれない。阪神淡路大 震災の映像をテレビで見て改めて衝撃を受ける。寝る前に詩作を少し。
1月16(土)  朝食後掃除。それから妻を乗せて運転。運転ぶりについていろいろ叱られた。 帰ってトランペットの練習をしジョリーパスタで昼食。ドリンクバーを飲みな がらユアンドアイの会のための詩集3冊読む。帰宅して会社の仕事を少し。夕 食は牡蠣と鱈の鍋。味噌ベースで体が温まった。デザートに柚子ゼリー。庭の 柚子を使って妻が作ったもので、ほどよく酸味があっておいしかった。
1月11(月)  昨夜の太巻がまだ結構残っているのでそれで朝食。洗濯をして詩作。昼食に 太巻の残りを食べてまた詩作。長い詩になりそうだ。夕方、ポエムで読書。ア ンナ・カヴァン『氷』を読み終える。虐待を受けた少女の心の「開かなさ」を 比喩化したような物語。帰って夕食。スズキの味噌漬け、カブとシーチキンの サラダ、レンコンのキンピラ、豆腐とマイタケとカブの葉の吸い物。
1月10(日)  妻の作った蒸しパンの朝食。蜜をかけて食べる。ふかふかしてておいしい。 トランペットの練習をし、詩作。昼食にステーキハウスのビッグベアのベアカ レー弁当を食べる。お客さんがいないだろうから応援しようと思って買いに行 ったのだが、結構客が入っていた。庭の植物に水をやり、それから美容室で髪 をカットいに行き、喫茶店で読書。妻から、散髪はいつもの理容室でないとだ めと怒られる。夕食は太巻、中トロ刺身、さつま揚げとレンコン、ニンジンの キンピラ、豆腐とマイタケの吸い物。
1月9(土)  妙な夢を見たせいで眠りが浅く、起床が遅くなってしまった。掃除と運転。 トランペットの練習をして、文教堂に注文していた『フェミニズムはもういら ない、と彼女は言うけれど』を買いに行き、リンガーハットで餃子定食を食べ る。帰ってからガストで持ち帰った会社の仕事+読書。仕事はうまく片付いた。 『フェミニズムはもういらない、と彼女は言うけれど』の冒頭を読む。オーソ ドックスな現状の説明がなされていた。ガストのカフェラテは意外とおいしい ですね。帰って家事等をやる。夕食はイワシ入りグラタン、サケの西京焼き、 小松菜と油揚げの味噌汁、レンコンと豆のサラダ。夕食後に妻に指圧を施す。 凝っているかな。
1月4日(月)  冬休み最終日。お昼頃、東村山税務署に確定申告のウェブ上の登録の申請を しにいく。申請はスムーズにできたが、やり方がわからないらしい高齢の男性 が役所の人に怒鳴っていた。東村山は初めて降りる駅で、良さそうなお店があ ったら入ってみようと思ったが見つからず、チェーンの海鮮居酒屋のランチを 食べる。それから国分寺に行き、名曲喫茶でんえんで読書。北爪満喜さんの新 詩集『Bridge』とアンナ・カヴァン『氷』を読む。ドビュッシーの前奏曲とリ ストのハンガリー狂詩曲がかかっていた。途中、聞こえてきた会話。中年の女 性が店主の老婦人に、詩集が送られてきて一生懸命読んだが、全くわからなく て困ってる、何が書いてあるかわかりますか。店主もギブアップ。女性は心に ちっとも入ってこないとちょっと怒り気味。ああ、「現代詩」の詩集なんだろ うなあ。帰ってトランペットの練習をし、ドコモショップに行ってd払いにつ いて聞きに行く。無事解決した。夕食はさわらの味噌焼き、筑前煮入りのチャ ーハン、小松菜の味噌汁。筑前煮入りのチャーハンも違和感なし。面白いです ねえ。明日から仕事だが、コロナの再流行が気になる。
1月3日(日)  朝食に妻がつくったあずき入りケーキを食べる。それから両実家に新年の挨 拶へ。武蔵小金井の亀屋本店でお年賀の和菓子を購入。正午頃妻の実家へ。コ ロナ禍の最中なので家にはあがらず玄関先で挨拶を済ませた。それから伊勢原 へ。ドトールでひと休みし、八幡神社にお参りしてぼくの実家へ。事前に家に はあがらないからと言っておいたにもかかわらず、勧められて、短時間日本酒 をいただいて話をする。父は足と指の関節が痛いと言っていて心配だ。行きと 帰りの電車の中で図書館で借りたハイネの『ドイツ・ロマン派』を読む。帰宅 して一気に読了。ロマン派擁護よりもロマン派批判が目立ち、辛辣な筆致に驚 かされる。現実を離れた夢見るロマン派に対しては美点は美点として認めつつ 批判的で(ノヴァーリス、ティーク、ジャン・パウル。シュレーゲル兄弟に対 してはかなり辛口)、現実に立脚して現実を突き抜け幻想に至る作家には好意 的(アルニム、ホフマン)。現実の諸相を把握し高度な抽象化をするが、行動 は起こさないゲーテに対してはアンヴィバレントな態度で臨む。全体として、 革命を経験したフランスにいて、後進的なドイツに苛立っている感じがある。 それでも怪奇幻想に関して、ドイツ人はフランス人より上、と言っているとこ ろにドイツ人としての意地のようなものを感じる。こういうところは、フラン ス文学のリアリズムはすばらしいがアングロサクソンの本領は詩にあると言っ たラヴクラフトに似ているかな。  夕食は、筑前煮のグラタン風アレンジ、八宝菜、シイタケと餅の吸い物。洋 風筑前煮に違和感はなく、おいしく食べた。
1月2日(土)  朝食後、運転と掃除。その後亀戸駅で今井義行さんと待ち合わせ、すしざん まいで食事。今井さんは9,10月は身体の調子が悪くて苦労したそうだが、薬を 変えて持ち直し、今は安定した状態だそう。歩くのがちょっとつらそうだった が、声は元気そうだった。寿司を食べながら詩のことや生活のことをいろいろ 話した。すいざんまいの寿司は値段の割においしいですね。それからベローチ ェに寄ってまた喋った。今井さんの新作の詩は面白かったので早くも次作を読 みたいところ。帰ってトランペットの練習。コラム原稿に少し手を加えて送る。 夕食は、サーモンのソテー。脂がのっていて美味。
1月1日(金)  元旦。明けましておめでとうございます。  妻の作ったおせちを食べる。筑前煮が煮崩れないでおいしくできていた。お 雑煮も良い味だ。おいしく食事を済まし、それから妻と近所の神社に初詣に行 き、玉川上水沿いを散歩する。よく晴れていて気持ちいい。子供を連れた家族 が結構見かける。コロナで遠くへ出かけられないので近場での運動を楽しんで いるのだろうか。鷹の台駅まで歩いて引き返す。帰ってトランペットの練習を し、持ち帰った会社の仕事をやる(笑)。夕食は手巻き寿司。  それでは今年もよろしくお願いいたします。