2022.1

2022年1月

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1月30日(日)
 朝食後、風呂の掃除と庭の植物の水やり。その後、詩を書き始めるが、今
井さんから具合が良くない旨の連絡があって、急いで様子を見に行く。最初
は確かに顔色が悪かったが話しているうちに次第に落ち着きを取り戻してき
た。まつのやで一緒にご飯を食べ、ミカドでコーヒーを飲みながら詩の話を
した。人と話すということは健康にも良いということ。通信関係の配線がぐ
ちゃぐちゃしているというのでそれを直し、18時頃帰途に就く。帰ってトラ
ンペットの練習をし、シチューの夕食。ベートーヴェンのディアベリ変奏曲
を聞く。
1月29日(土)  朝食後、整体へ。腕は上がるようになってきたが前方向がまだ痛い。終わ って一橋学園方面をぐるっと散歩。帰って掃除と運転、買い物。お昼にスー パーで買ったうどんと天ぷらご飯弁当。トランペットの練習をし、東雅夫『 クダン狩り』読了。小松左京や内田百閧フ名作でおなじみの妖怪クダンを追 う紀行文。クダンの一筋縄ではいかない性格を知り、楽しめた。夕食はカジ キの照り焼き。食後、サルサバンドの会計を行う。
1月23日(日)  お餅の朝食。ピザ風のと黄粉。ピザ焼餅は意外な感じだったがおいしかっ た。図書館に本を返しに行き、またランボーやベンヤミンを借りる。庭の水 まきをし、武蔵小金井の定食屋でカキフライ定食。それから銀座のOギャラリ ーで中学のクラスメイトだった馬渡響子さんの個展を見る。イヴ・タンギー のような構図だが、ずっと優しくて柔らかい感じ。馬渡さんとお喋りをし、 亀屋で買ったどら焼きの差し入れをする。吉祥寺でバスの定期を買って帰宅。 トランペットの練習をし、夕食。カキ鍋。昼も夜もカキだがとてもおいしか った。
1月22日(土)  朝食後、整体へ。腕の付け根のところが痛んでいたが、上方向はかなり楽 になった。斜めに動かすとまだ痛い。先生の指圧は上手だ。終わって花小金 井方面に長い散歩。ぽかぽかした陽気で軽く汗をかいた。すき家で牛皿定食 を食べる。帰りがけに小さな和菓子屋さんでウグイス餡の小平饅頭を2つ買 う。おまけにおにぎりをくれた。掃除と運転と買い物。文教堂に注文した本 (東雅夫『クダン狩り』を取りに行き、トランペットの練習をし、お金のか からない自費出版の方法を調べる。夕食はチキンのクリーム煮。食後に小平 饅頭を食べる。なかなかおいしい。
1月16日(日)  朝食後、今井義行さんのエッセイの感想書きに没頭。午後、書き上げる。 今井さんの詩に対する考えは概ね共感できた。一橋学園方面にウォーキング。 ぶた丼専門店があるのに気づき、ぶた雑炊を食べる。帰って原稿の手直しを し、サルサバンドの練習へ。
1月15日(土)  お餅の朝食。妻の実家からいただいたもので、バター醤油ときな粉。どち らもおいしかった。掃除をし、運転と買い物。ガソリンスタンドとクリーニ ング店にも寄る。帰ってスーパーで買ったおにぎり弁当の昼食。今井義行さ んのエッセイに対する感想を書く。結構長くなりそうだ。トランペットの練 習をし、夕方散歩。夕食はサツマイモと鶏とレンコンの煮物、小松菜とシメ ジのマリネ、と芽キャベツとマカロニのスープ。トンガの噴火が基で津波警 報が出ている。被害が出なければ良いが。
1月10日(月)  3連休最終日。朝食後、本の整理。古い同人誌は、申し訳ないけど廃棄に させてもらった。終わってトランペットの練習。『自由意志』を小平駅前の ぽえむに忘れてきたことに気づき、取りに行く。途中、ルネ小平で成人式帰 りの若い男女を見かける。女性の方が多かった。やはり晴れ着は着たいんだ なあと思った。駅そばできつねそば。グリーンロードを回っていつものガス トでエッセイを書く。途中、wifiがつながらなくなってしまった。帰って夕 食。いわしの丸干し。  youtubeで最晩年のマイルス・デイヴィスのグループの演奏を聞く。ケイ赤 城のキーボード・ソロは密度が高くスリリング極まりない。リッキー・ウェ ルマンのタイトなドラムスも聞きもの。死の少し前であり、マイルス自身の 演奏はミストーンもあるが、音の存在感がものすごい。後期マイルスで特徴 的なのは、ステージを歩き回りながら、細かな指示を与えつつ演奏していく ところ。バンドの中に小さなバンドが幾つもある感じ。この集団即興演奏の スタイルはディキシーランドジャズの新しい形での再現であり、黒人である マイルスの原点回帰であると言えるのではないかと思う。
1月9日(日)  妻が買ってきたちょっと高級なケーキの朝食。チョコレートケーキとモン ブランを半々ずつ。おいしかった。それから運転と買い物。家の前の道路が 凍っていてちょっと怖かった。図書館で本を借り、トランペットの練習。そ ばを茹でて昼食。それから小平駅までグリーンロードを通ってウォーキング。 ぽえむで読書。『自由意志』を読む。帰って詩のエッセイを書く。夕食は大 地宅配で頼んだ「大人の献立セット」。イカと小松菜のバター醤油炒め、キ ャベツとかにかまのサラダ、めかぶと大根の和え物。なかなか思いつかない ような献立。特にイカとめかぶがおいしかったです。  Youtubeで在日外国人がアップした浅草の人力車の動画を見る。若い女性 の車夫がかわいらしくて大人気。興味を感じていろいろ検索してみると、若 い男の子の車夫はふんどし姿を見せたり和太鼓を叩いたり寒中水泳をしたり と、人力車の車夫の仕事の域を超えたことをやっている。車夫をアイドル化 させて人力車がエンターティメントとして生き残る。面白い時代だなあと思 った。
1月8日(土)  ゆっくり起きて風呂の掃除。それから整体へ。プロの整体師は指圧がうま い。山田うどんでざるラーメンを食べる。結構おいしい。文教堂で本を注文 しぶらぶら歩いて帰宅。一昨日の雪がまだ残っている。掃除をし、トランペ ットの練習。ウルフ『ダロウェイ夫人』読む。読みどころはいろいろあるが 若い頃奔放だったサリーが風采のあがらない大金持ちと結婚し、丸くなって 落ち着いたのかと思いきや、夫が一介の炭鉱夫から努力して今の地位を築い たことを誇らしげに語るシーンで、ああサリーはサリーのままだったんだ、 見る目があったんだと感動する。クラリッサのパーティでクラリッサの元恋 人のピーターと再会。ピーターは自由な思想の持主で男社会の落ちこぼれで あり、今はインドの人妻と恋をしている。そんなアウトサイダーのピーター をサリーは肯定的に受け止める。ここも感動的。サリーとピーターは似た者 同士であり作者の考えの代弁者のようだ。しかし尖がった彼らでなく、安定 志向に傾いて日々の雑事に追われるクラリッサを主人公に選んだのがウルフ の鋭いところ。平凡な生活に収まったように見える人間にも大小の葛藤があ り、日々闘いながら生きている。作者は「平凡」な人間などいない、と彼女 の人生を抱擁しているように見える。ウルフはジョイス初期の『ダブリン市 民』が扱ったような題材を基に作品を書いているように見えるが、両者の決 定的な違いは作者と登場人物の距離の取り方ではないか。ジョイスは登場人 物を徹底的に突き放して眺めるが、ウルフはどの人物にも肩入れしながら筆 を進めていく、そんなところ。それからOさんからいただいた『自由意志』 に再挑戦。少しは理解が進んだかな。  夕食は生醤油卵かけうどん、ちくわとだいこんの煮物、ひじき大豆入り卵 焼き。日本酒もちょっと飲みました。うどんは最高においしかったです。
1月4日(水)  冬休み最終日。朝食後、年賀状の返事を書き、読書。タケノコご飯の残り で昼食。玉川上水沿いを散歩。カルガモがいっぱい泳いでいた。ガストで休 憩しここでも読書。帰って家事をし、トランペットの練習。夕食はサバの粕 漬け。食後に会社の仕事を少しやる。  コレルリのソナタや協奏曲を立て続けに聞く。底に流れる憂愁の感覚・孤 独の感覚が、バッハ他のドイツの音楽家たちに感染し、ドイツロマン派が生 まれる土壌を作ったのではないかという気持ちにさせられる。歌のイタリア ではない、内省のイタリアだ。  ともあれ、冬休みはこれで終了。遠くへはいかなかったがしっかり休めた かな。
1月3日(火)  お昼頃平井へ。詩人の今井義行さんとご飯を食べる。少し早く着いて店を 見繕っていたら今井さんもぶらついているのに遭遇。焼肉屋さんでランチを 注文。なかなかおいしかった。ノンアルコールビールも飲む。近況や詩のこ とを話し、食後、珈琲館でまた話す。今井さんと会って喋るのは久しぶりだ が、とても楽しかった。少し前まで身体の調子が悪いと聞いていたが持ち直 してきたようでお元気そうだった。3時半すぎに別れて帰宅。トランペット の練習。夕食は銀鱈の粕漬け、タケノコご飯、シイタケとタケノコのスープ、 サラダ、筑前煮。
1月2日(日)  朝ゆっくり寝すぎて妻に叱られる。朝食に昨日買った丹沢あんぱんを食べ る。イチゴと柚子チョコレート、なかなかおいしい。東村山方面にドライブ するが、途中神社への参拝の車で渋滞。一時間以上かかって帰宅。妻と近所 の神社にお詣りし、小金井公園へ散歩。くら寿司で昼食。小金井公園は凧あ げを楽しむ家族連れが多く、それは良いのだが、高い木の枝に引っかかった ままの凧を幾つか見つけた。それからガストで詩のエッセイを書き始める。 夕食はチキンとブロッコリーのクリーム煮。  EUが原発を「グリーンな投資先」と認定したらしい。原発推進に寝返る環 境活動家が出てくるかな。予想はしていたことなのだが。
1月1日(土)  新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。  妻と新年の挨拶を交わしお雑煮と筑前煮の朝食。家のことを少しやってか ら、伊勢原の実家へ。富士山が雪をかぶっていてきれいだった。両親と妹の 家族、姪が来ていた。お年賀を渡し昼食会。母は店を閉めた後の整理でてん てこまいという。父は具合が良さそうで安心した。ここでもおせち料理を楽 しみ、アメリカの姉とビデオ通話。猫のファミも元気そうだった。干し柿な どのお土産をいただき東京へ帰る。家の周りを少し歩き回ったが、だいぶ様 子が変わっていた。八幡様へ初詣。神社近くの家のお庭で、「さくら草の増 やし方」を「訂正します」というプレートがあって面白かった。通りがかり の人にさくら草についての知識を披露したが誤りがあったので訂正する、と という。丁寧で誠実ですね。駅で丹沢あんぱんを購入。帰ってトランペット の練習をし、コラムを書き上げる。夕食はキーマカレー。何と年末年始に3 日連続カレーを食べることになった。でもおいしいものはおいしい。